2010年5月17日月曜日

英字ドキュメント読み支援ツール その2

今回は、前回作成したものに機能追加します。
最初は、クリップボードにコピーした文字列の文字化け訂正。
self pacedのpdfは、シングルクォート、ダブルクォートの文字があると半角カタカナの”チ”に置き換えてしまうので、都合が悪い。また、practice Testの方は、クォート+1文字を全角の漢字1文字に置き換えてしまう。

なので、クリップボードを見て、テキストが入ってきたら、"チ"などを置換するプログラムを追加します。

定期的(0.5秒毎)にクリップボードを変更する動きを作ってみます。
以下の画面から。


ツールボックスのコンポーネントカテゴリからTimerをダブルクリックして、Timerコンポネントを追加します。


Timerが選ばれている状態でF4を押下し、プロパティウィンドウにフォーカスを移動し、
timer1の設定を以下のように変更します。
EnableをTrueに
Intervalを500に




この後、画面下部のタイマーアイコンをダブルクリックして0.5秒毎に処理するイベントハンドラの記述に移ります。



プライベートのブール型のインスタンス変数 isChangingを追加しつつこんなコードを書きます。



で、実行してみて、箇条書きの文字、シングルクォートがちゃんと変更されていることを確認。




次に、左画面で、[Ctrl]+Cを押したら、右画面にフォーカスが移動するように変更。

デザイン画面から、右側のwebBrowerコントロールをクリック。プロパティウィンドウで、雷アイコンをクリック。



ここで、PreviewKeyDownをダブルクリックし、イベントハンドラを記述。




これで、一回右側のブラウザの左側のテキストボックスにフォーカスを当てれば、左側のブラウザで[Ctrl]+Cを押すたびに、フォーカスが右側のブラウザの左側のテキストボックスに移動する。


次回は、機械翻訳のセカンドオピニオンを得るように作り変えます。
「ドキュメントアウトライン」を駆使しながら、splitContainerをもう一枚加えて、画面上部を現行どおり、画面下部を横長の領域で、マイクロソフトの翻訳ページを表示することにします。

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