2009年7月4日土曜日

SQL文で失敗 の続き

前の記事のやつは、SQL SERVER 2005では、APPLYを使えばよさそう。
こんなテーブルがあったとして、
(下線は主キー)
TBL_A(ID,NAME,ADDRESS),
TBL_B(ID,START_DATE,JOB)

SELECT A.NAME, B.JOB_NAME
FROM
TBL_A AS A
OUTER APPLY
(SELECT TOP(1) JOB AS JOB_NAME ,ID FROM TBL_B AS BB
WHERE A.ID=BB.ID ORDER BY START_DATE DESC) AS B

CROSS APPLYだと、左入力のみに発生するデータを検索できないためOUTER APPLYです。

SQLの検索条件メモ

検索SQLのWHERE句:

条件1:
検索条件の指定有無@Aが指定されていなかったら(=NULL)検索条件を指定しない。指定されていたらCOL1と比較する。

WHERE
...
(@A IS NULL OR COL1 = @A)


条件2:
検索条件のAND/OR切替@Aが1の場合COL1=@B AND COL2=@C,@Aが2の場合COL1=B OR COL2=@Cを指定する。

WHERE
...
((@A = 1 AND (COL1 = @B AND COL2 = @C)) OR
(@A = 2 AND (COL1 = @B OR COL2 = @C)))

条件3:
ソート順 @Aが1ならCOL1,COL2 @Aが2なら COL3 降順,COL4

ORDER BY
CASE @A WHEN 1 THEN ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY COL1,COL2)
WHEN 2 THEN ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY COL3 DESC,COL4)
END

こんなのでうまくいくのかな?




ダメだった。条件1をやると、インデックスを使ってくれない。開発者には、「処理中は固定のものだから速度は遅くならないはず」と答えたのにこのありさま。。。あ~あ、またひとつメッキがはがれた感じ。SQL Server2005はそんなに賢くないのかな?

さらにダメダメでした。
全部だ~め。
理由は、非効率なクエリプランができるためです。で、なんでそうなるかというと、、、最近買ったインサイドSQL Server2005に書いてありました。あの本では、ダメな理由と、代替策として、パラメタライズドクエリを組み立てて実行する方法が紹介されていました。

あ~あ。

2009年7月1日水曜日

インサイドSQL Server2005 3冊目

今回のは、T-SQL編。
「T-SQL Querying」と「T-SQL Programing」からちょっとづつ取って1冊にまとめたとのこと。
どうせなら2冊の翻訳本がほしかったところだけど、この本と同時発売の「プログラミングSQL Server2008」があるところをみると、時間制約のため仕方がなかったのかもね。
ちなみに、今回のは6600円でした。ページ単価でも本の値段でも、前2冊のインサイドSQL Server2005と比べて一番高いです。