Excelのピボットテーブルでは、単純な集計なら直観的にできます。 ただ複雑な集計となると、少し直感的でない操作をする必要があるので備忘録。 まずは単純な集計 例えば、以下の2015-2020年の県別人口から、 ピボットテーブルで、県別最大人口を出すには、[挿入]メニューピボットテーブルで、 ピボットテーブルをつくり、 ドラッグアンドドロップで、「県名」を「行」の場所に配置し、「人口(千人)」を、「値」の場所に配置し、 「合計/人口(千人)」と表示された部分を左クリックし「値フィールドの設定」から、合計を最大に切り替える。 で基本的な集計はできた。 SQL文で疑似的に書くと以下のような感じ。 SELECT 県名,MAX(人口(千人)) FROM 県別人口 GROUP BY 県名 で本題。以下のような100万人を超えた県には"〇"そうでない県には"×"のようなものを書きたい場合。(SQLでは以下のイメージ) SELECT 県名,CASE WHEN MAX(人口(千人)) > 1000 THEN '〇' ELSE '×' END FROM 県別人口 GROUP BY 県名 どうするかというと、OFFICE2016以降であればDAXでメジャー式が使える、という記事です。 まず、ピボットテーブルを挿入するときに出てくる以下のダイアログで、「このデータをデータモデルに追加する」にチェックを入れておくと、 列をまとめたテーブル名が表示されるようになる このテーブル名を右クリックし、[メジャーの追加]を選ぶと、集計用の式が書けるようになる。 適当にメジャーを作ってみて、 OKを押すと、メジャーが表示されるようになる。 これを値の部分にドラッグアンドドロップすると、IF条件で表示を〇×に切り替えることができる。
2025年8月11日月曜日
Excelのピボットテーブルでより自由な集計へ
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